抗がん剤治療を始めて数日たち、経過を見ていましたが、
母に以上は見られません。

本人に聞いても、全然、何ともないと、
この時は、本当に抗がん剤が身体に合っていて効いてるんじゃないかと思いました。

すごいじゃんかぁ~!これならすぐに腫瘍が小さくなって退院だよー!と喜んでいました。

同室の患者さんにもらった、ウィッグのパンフレットがありましたが、
母の頭髪は少しだけ薄くなったかなぁ?ぐらいのものでほとんど変化はなかったです。

これなら、かつらも必要ないじゃんねと言い、少しホッとしました、
いくら高齢とはいえ、やはり女性なので、頭髪が抜けて禿げてしまうのは、辛いだろうと。

病院内では、年齢にかかわらず、抗がん剤の副作用で、毛が抜けてしまい、
ニットキャップなどをかぶっている人がいたので、母の毛が抜けてしまった場合どうやって慰めようかなどと考えていたので。

母の場合は少しだけ、全体的に薄くなった程度でした。
でも、頭髪が無くなることより、抗がん剤が腫瘍に効いてくれることの方が大事です。

腫瘍が無くなって、助かれば、頭髪など後からなんぼでも生えてくるのだから・・・

この間も、毎日、病院に通い続けました、行きは母に会える気持ちで苦にはならなかったけど、
帰りの帰宅で混む時間の電車は少々こたえました。

いつまで、こんな日が続くのだろうか?と、ふと帰りの電車で考えたりしました。
その度、ハッと気づき、自分の命より大事だと思いながら、たかだか一ヶ月もしないうちに、ねをあげるなんて!

自分は、なんて弱い人間なんだと、反省しつつ、夕飯の買い物とアイスを大量に買い込み帰宅しました。

この時、不安神経症を発症していたので、酒は止めて、ストレスを甘い物(アイス)で発散させていました。

もうすぐ、母の初めての抗がん剤治療から一週間たつので、二回目の抗がん剤治療が待っていました。

特に、副作用もないし、このまま抗がん剤を続けていいものか悩みましたが、
とりあえず、二回だけはやるつもりでいたので、それから考えようと。

そして、二回目の抗がん剤治療の日になり、いつもどおり面会に行き、
母に容態を尋ねました。

やはり、二回目も、全然、何ともないとのこと、でも普段どおり、院内の散歩に出かけると、
うーん、ちょとだるいなぁ、疲れるというので、早めに切り上げ病室に帰りました。

でも、副作用という副作用はみられなかったので、効いているのか、薬が弱いのか、わかりません。

父は、抗がん剤が弱いのではないか?もっと強くしてもらったほうがいいのではないか?
しかし、それはドクターが決めることなのでコチラはお任せするしかありません。

そして、この日も面会時間が終わり帰宅しました。

帰って、父に相談しました、抗がん剤はあまりよくないと聞くからどこかで止めにしないか?
しかし、父は、いや抗がん剤は続けなきゃダメだと強硬姿勢です。

私も、いろんな本を読んだりして勉強していましたが、抗がん剤は身体に良くないからやめようと言い切れません。

この時は、結局、父の頑なな態度に押され、もう少し様子を見ることにしました。

何でも、上手くいけば、後悔などないのでしょうが、
後から考えれば、反対されても、この時抗がん剤を止めるべきだったと・・・

でも、もし抗がん剤治療をしないで、亡くなれば、あの時、
抗がん剤治療をしていればと後悔しているのでしょう。

こればかりは、どうしようもありません、
母と母のクローンでもいれば、両方の可能性を確かめられるかもしれませんが、母は一人しかいないのだから。

これは、あくまで自分の考えですが、人の一生とか運命って寿命によって左右される、
決まっているのではないかと私は思っています。

だから、ああしていれば、とか、こうしていればなど意味のないことかも。

有名人なので、よく話題に上がる、小林麻央さんですが、早期で発見して手術すれば助かったなどと、
いかにも、専門的な見解を述べる人がいますが、こういう人は??ですね。

だって、早期で発見して手術してないのだから、もし、手術していても、助かったどうかもわからないのに、
さも、知ったかぶった感じでいいきるところに疑問を感じます。

しかも、そういった人に限って、旬の話題に乗っかってアクセス数を稼ぎ、
自分の医院の高額治療に誘導したり、目立って有名になろうとしている人が多い。

こうすれば、助かっていたよ、なんて言えるのは未来を見透せる神様でしょう。

早期で発見して手術すれば助かるなんて素人でもわかります。

いくら、話題性が高くて、アクセスが集められても人の死をネタにするのは本当にしょうがないと思う。