夜間の担当看護師の方なのですが、何か落ち着きのない様子、
でも若いながらに頑張ってくれているんだろうなぁと思っていました。

母のところに面会に行き、点滴の後を見ると少し血が出ています、
特に気にもとめていなかったのですが、その看護師が来て、点滴を入れ替えました。

その看護師が処置をして、いなくなった後、母が、あのお兄ちゃん、
なんかそそっかしくて危なっかしいんだよなぁ、と言いました。

点滴刺している場所からも血が漏れてくるしと言い、大丈夫かなという感じでした。
私は、まあ、注射と一緒で、上手い下手があるのかなぐらいに思っていました。

何年か前から母は、癌を発症する前から、夜の眠りが浅く少し不眠の傾向がありました。
後で調べたら、癌になると不眠症になる人もいるみたいなのです。

でも、ガンが発症する前に家にいる時は、薬は身体に悪いからといって、睡眠薬は極力飲ませないようにしていました。

しかし、病院で寝られないのは苦痛だろうと思い、病院で眠剤をもらい飲んでいました。

その日も、8時頃だったでしょうか?看護師が眠剤を置いていきました。
あの、そそかっしい感じの看護師さんです。

それから、30分ぐらいたって、そろそろ眠剤飲んでおこうかなと言ったので、
眠剤をとってあげようとしました。

ん!?なぜか2つ薬がある?どっちだろうと言うと、母が、そっちじゃないのと
奥にある方の薬を指差しました。

母が、指差す方の薬を見て愕然としました。

その薬に書いてある名前が〇〇アキオという男性の名前だったのです。

なんだこれ!?名前が違う!!驚きとともに、母は目が悪く、多分、私がいなければ、
そちらの薬を疑わずに飲んでいたと思います。

怒りで、頭に血が上り、よっぽど怒鳴りつけてやろうかと思ったけど、
ここは病院、母はまだここでお世話になっているという事がブレーキにもなり、
その看護師に、先生、これ間違えてるよと少し怒気をはらませ言いました。

看護師は、あぁ!すいませんと、バツが悪そうに、薬を受け取ると、
どこかに行ってしまいました。

母の前では、努めて冷静にはしていましたが、帰宅しても腹の虫が収まらない、
よくあることかもしれないけど、薬の間違えは、下手したら死んでしまいます。

あの、看護師を母から外して貰おうと思い、病院に電話をし、
夜間だったので、看護師長は不在で、看護師の副看護師長が対応しました。

私は、色々、溜まっていたものが噴出し、病院側にたいし、ありえないという事と、
思いつくままのクレームを言いました。

副看護師長は、あってはならないことだと言い、そもそも、薬を持ち運ぶ時は、
他の人のものと一緒に運んではいけないのが原則だと。

私は、とにかく、あんな危なっかしい人は、母の担当看護師から外してくれと強く要求しました。

後日、看護師長から電話をするからといい、その日は電話を切りました。

次の日、電話がかかってきて、電話口にいたのは、昨晩の副看護師長でした、
チームでやっているので、どうしても、例の看護師を外すことはできないと言うこと。

そして、謝罪の言葉があり、後で、看護師長から電話をするとのこと。

納得のいかない返答でしたが、しょうがないのでしょう・・・

結局、その後、看護師長から電話がくることはありませんでした。